【活動報告】みんなの学会

今年2月15日に行われました、第1回みんなの学会についての活動報告をさせていただきます。

みんなの学会 ユニバーサルな学び ―手話から学ぶ、伝えるということ―
実施日:2020 年 2 月 15 日(土)
第1部16:00~18:45 つくばノバホール
第2部19:00~21:00 up Tsukuba

[第 1 部]
  1. 情報保障を行った学生による研究発表
  2. 手話パフォーマンス(きいろぐみ)
情報保障:文字通訳、手話通訳、音声通訳

1.情報保障を行った学生による研究発表
<総合司会・モデレータ>
讃井 知(筑波大学 システム情報工学研究科)
<研究発表 口頭発表>
鈴木 佑弥(筑波大学 生命環境科学研究科)#クモ #行動生態学 #自然史研究 #捕食被食系
西野 弘二(筑波技術大学 産業情報学科 システム工学専攻 建築工学領域)#建築 #設計 #課題解決 #少子高齢化 #地方移住者
高木 祐輔(筑波学院大学経営情報学部)#オフキャンパスプログラム(OCP) #イベント
設楽 明寿(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科)#スポーツ #聴覚障害 #アクセシビリティ #ユニバーサルデザイン


聴者の発表には文字通訳および手話通訳が同時通訳でつき、聴覚障害者の発表には必要に応じて音声通訳がつきました。

2.手話パフォーマンス(きいろぐみ)
手話パフォーマンスきいろぐみによる、“科学・研究”というテーマに沿ったパフォーマンスが披露されました。

手話パフォーマンスきいろぐみ
1989年旗揚げ、手話に特化したエンターテイメント集団。手話で歌って踊り、朗読劇・子どもショー・手話ライブ・手話ミュージカルなどを全国展開。『ろう者と手話の立場から、多くのあなたへ夢を!』を合言葉に、手話の魅力を多くの人に伝える活動に取り組む。


[第 2 部]
  1. 来場者による研究・活動の発表
  2. 交流会
1.来場者による研究・活動の発表
来場者の皆様が行っている研究や地域活動について発表していただきました。ポスター形式の研究発表や、これまでに取り組んだ課題や手作りの作品などをお持ちいただき、自由な形式で知見交換しました。小学生の自由研究から、地域活動、大学院生や研究者の研究発表、社会人の方の自主研究など様々な内容でした。



2.交流会
交流会では「ろうちょ〜会」のリードの元、「声に頼らないコミュニケーション」を体験しました。手話、筆談に加え、それらができない時のコミュニケーションについて学びました。

ろうちょ〜会
ろう者×聴者がお酒を片手に気軽に交ざり合い、楽しく交流を目的に活動している団体。「声に頼らない会話をしてみよう」をコンセプトに、参加者は手話や筆談、ジェスチャーで声を使わないコミュニケーションをとる。



企画の実施に当たって、筑波大学・筑波技術大学・筑波学院大学の三大学の学生が中心となり実行委員会を組織しました。イベントテーマに合わせて、地域の手話サークル、文字通訳ボランティアの方とも協働し準備を行いました。また、資金調達の一環としてクラウドファンディングを行い、目標金額の120%にあたる85万円以上(100人以上)のご支援をいただくことができました。イベントの来場者数は第1部・第2部のべ150名程度いらっしゃいました。
新しくチャレンジングな取り組みでしたが、終了後には次回開催の期待のお声を多数いただきました。ご支援、ご協力してくださった皆様ありがとうございました。今回の良さを引き継ぎながらも新しい「第2回 みんなの学会」を開催できるよう準備をしてまいります。


スタッフ、パフォーマンス集団「きいろぐみ」集合写真

2020年度新メンバー募集!

TGNは一緒に活動するメンバーを募集中です! TGNは学生プレゼンバトルや駅前キャンパスなど、違う分野の研究をつないだり、研究者と一般の方々をつないだりする活動をしています。また、自分で企画を考えてメンバーの協力で実行することも可能です。活動内容は、研究を中心とした交流に関することならなんでもOKです。 TGNメンバーは、学群1年生から博士後期課程3年生まで幅広く、またそれぞれの所属・専門分野も多岐に渡っています。 また、筑波大生でなくても大丈夫です! 月1回程度の全体ミーティング、および、随時プロジェクトごとのミーティングを行なっています。 活動場所は固定されていませんが、図書館のセミナー室などを利用しています。 試しにミーティングに参加してみませんか? ミーティングに参加した後、TGNに入らないことに決めても構いません。 もしTGNに入っても、研究やサークル等で忙しい時期は、活動に参加できなくても構いません。 TGNは、みなさんの時間を尊重します。 まずはこちらにご連絡ください! ↑クリック!

みんなの学会特設ページリリース!

つくば院生ネットワークが新たに開催する、学問分野,理論ー実践の枠組みを超えた学びを目指す学生のための研究発表会「みんなの学会」。
本年は「ユニバーサルな学び ~手話から学ぶ,伝えるということ~」をテーマに、「聞こえる/聞こえない」の違いに関係なく,研究を語ることを目標にしています。つくばの学生が自分の研究を発表し、その全てに手話通訳(音声→手話)、文字通訳(音声→文字、手話→文字)、音声通訳(音声→手話)をつける予定です。

イベントの準備・運営はつくばのすべての大学の学生が協働して行います(筑波大学、筑波技術大学、筑波学院大学、総合研究大学院大学)。つくばの学生がこのように集まるのはおそらく初めて。つくばの広いつながりも作っていきます。

このみんなの学会の特設ページが完成しました!
こちらから

当日概要
場所:つくばノバホール
日時:2月15日 [第一部]16:00~18:30 [第二部(交流会)]19:00~21:00
募集人数:100人
テーマ:「ユニバーサルな学び ~手話から学ぶ,伝えるということ~」
当日のタイムライン:
・開会式・企画意図(30分程度)
・筑波大/筑波技術大学の研究発表(1時間) ※手話通訳・文字通訳を使用
・きいろぐみ様パフォーマンス (交渉済)ダンス,歌,コント等を予定
・閉会式(10分程度)

手話パフォーマンスをしていただく予定の「きいろぐみ」の皆様

【活動報告】筑波会議

第一回筑波会議において、つくば院生ネットワーク(TGN)は二つのセッションを企 画・運営しました。下記にその概要をまとめさせていただきます。

1. 創発的な学びに向けたイニシアチブ(Initiatives for active and creative learning)について

1-1. セッション説明

(HP 掲載内容)https://tsukuba-conference.com/sessions/e22s 角川ドワンゴ学園・TGN(つくば院生ネットワーク)・J-Wave が共同し、「創発的な学び」「知の社会への還元」「起業・アントレプレナーシップ」などについて考えるためのセ ッションを開催します。 本セッションはニコニコ生放送でインターネット中継されるほか、第4部については、後 日、J-wave にてダイジェスト放送を行います。

1-2. 実施内容

TGN の代表はセッション全体の総合司会及び第三部のプレゼンター&モデレータを務 めました。また、企画立案の段階から運営に関わり、全体の企画構成(台本の作成)や運 営準備(物品やスタッフの準備・管理)を行いました。 TGN メンバーは、当日スタッフとしてタイムキーパーや会場案内、カメラ撮影、アン ケート管理等の様々な運営業務を行いました。
【概要・登壇者】
第 1 部「角川ドワンゴ学園・N 高の創発的教育」13:30〜14:00
最先端な教育の取り組む N 高についての紹介プレゼンテーション 山中 伸一(角川ドワンゴ学園・理事長)
第 2 部「N 高生達の挑戦」14:00〜14:40
N 高校で「マイプロジェクト」や「起業部」として活動している生徒 5〜6 組のプレゼテ ーション、およびコメンテーターとの質疑応答
プレゼンター: 角川ドワンゴ学園・N 高生徒(マイプロジェクト、および起業部)5 チーム
モデレーター: 鈴木 健(角川ドワンゴ学園・N 高 起業部顧問)
コメンテーター: 落合 陽一(ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長/ 筑波大学図書館情 報メディア系准教授) 川田 十夢(AR 三兄弟) 小向 国靖(J-Wave デジタル開発部長) 讃井 知(TGN 代表、筑波大学大学院) 青山 俊之(Share Study 代表、筑波大学大学院)
第 3 部「創発的な学びの展開はどのように生み出せるのか?-学び文化の熟成に向けて」 14:50-15:30
大学や研究機関で研究を行っている大学院生による「学び」に関する話題提供および、異 なる立場のパネリストがそれぞれの「学び」について語るパネルディスカッション
モデレーター: 讃井 知(TGN 代表、筑波大学大学院) 青山 俊之(Share Study 代表、筑波大学大学院)
パネリスト: N 高生 上木原 孝伸(角川ドワンゴ学園・N 高 副校長) 川田 十夢(AR 三兄弟) 小向 国靖(J-Wave デジタル開発部長)
第4部「創発的に学び、社会に還元する – 次世代リーダーに向けて」15:30-15:50
「創発的な学び」「知の社会への還元」「起業・アントレプレナーシップ」などについて、 対談します。(J-wave 公開収録)
登壇者: 上木原 孝伸(角川ドワンゴ学園・N 高 副校長) 川田 十夢(AR 三兄弟)

1-3. 当日の様子

会場では、メインスクリーンと別にサブスクリーン を用意し、随時 Twitter(このセッション専用のハッシ ュタグをつくり、セッションの感想をリアルタイムで 見れるようにしました)や、生中継している「ニコニコ 生放送」の画面等を表示し、聴衆の声と常時向き合い ながら進めました。このような試みは TGN でも初め てでしたが、聴衆のコメントを登壇者たちも度々取り上げ、活発な議論になりました。 第二部ではコメンテーターとして、高校生たちの取り組みをさらに良くするための議論に参加しました。 第三部ではプレゼンターおよびモデレータとして、筑波大学の「学び」や、研究学園都 市としてのつくば市の魅力、TGN の実践等について紹介するとともに、異なる立場の学びや、今後の日本、社会に必要とされる学びやそれを支える環境について議論が進むように進行しました。

2. どこでも Study (Study anywhere)について

2-1. セッション説明

(HP 掲載内容)https://tsukuba-conference.com/sessions/n25s つくば研究学園都市は日本最先端の科学技術が集まるまち。つくばを歩けば、160 以上 の研究所と 2 万人を超える研究者による研究成果に出会えます。そんな学園都市に位置する筑波大学は体育や芸術をも含む総合的な大学。学生は幅広い分野の教養を得つつ、研究 大学として自分の専門を学部時代から極めることができます。 そのため,学生たちが自主的に自分達の興味に基づき集まり、学びを深めるゼミも多数存 在します。今回は学生が行っている研究や学びを発表する企画を行います。 まちを歩けば新しい発見に出会える「つくば」のまちのように、筑波学会の来場者に 「どこでも」新しい発見を見つけてもらえる企画です。

2-2. 実施内容

- 学内外の学生による研究・学術的な活動発表(ポスター形式) - ポストイットを利用した、発表者- 来場者のコメント交換

2-3. 当日の様子・成果

開場と同時にご来場者の方がいらっしゃり、沢山の方にポスターを見ていただくことが できました。 また、本ポスターセッションでは、発表者があらかじめ自分の得意分野や、研究のオリジナリティ等の「推しポイント」、アイディアや・知見、リソースを求めている等の「募集事項」をポストイットで直接ポスター上にハイライトして発表に臨みました。逆に来場者はその問いかけに対するコメントや、感想等をポスター上に張り付け返すことで、双方向のコミュニケーションが促されました。

「第一回 みんなの学会」を一緒に創る仲間を募集しています!

2020年2月に,学問分野,理論―実践の枠組みを超えた学びを目指す学生のための学会「みんなの学会」を開催します.

今回は「ユニバーサルな学び」をテーマに,筑波大学,筑波技術大学,筑波学院大学の学生を中心に企画・運営を行います.
つくばの学生の学術的な知見の交換やアイディアの創発の場となることを目的としています.

現在,このイベントに学会スタッフとして企画・運営から関わっていただけるスタッフの方を募集しています.
11月13日(水),20日(水),27日(水)(各17:00-)に説明会を開催します!
場所は筑波大学中央図書館にて,時間は1時間程度を予定しています.また,説明会終了後は懇親会を予定しております.
説明会の時間に間に合わない方は,懇親会からのご参加も大歓迎です.

研究活動,学術交流,サイエンスコミュニケーション,イベント運営,ユニバーサルな学びの視点にご興味のある方の積極的なご参加をお待ちしております!

11/13日 中央図書館 セミナー室C
11/20, 27日 時間変更 17:00~ → 18:30~になります!
11/27日 20:00~懇親会を開催します。懇親会からの参加も可能です!
場所:一九つくば総本店
https://r.gnavi.co.jp/e636108/


ご質問等ございましたら下記の連絡先までお問合せください。
【問合せ先】:tsukuba.graduate@gmail.com

なお,現在予定しているイベントの概要は下記のとおりです.
(11月にスタッフ募集を行い,スタッフが確定した時点でこちらの概要を見直すところから含め,スタッフの皆でイベントを創ってまいりたいと思います)

1. イベント概要
 本年のテーマは「ユニバーサルな学び ~手話から学ぶ,伝えるということ~」とし,学生の研究発表(および招待講演)と手話パフォーマンスとを組み合わせたイベントを試みる.
イベントの準備・運営はつくばの学生が協働して行い,当日の参加者はつくば市を中心とする地域住民を想定している.「聞こえる/聞こえない」の違いに関係なく,質の高い学問およびアートを体験する場を提供することで,SDGs における保健,教育,イノベーション,不平等の是正,持続可能なまちづくり(包摂的な社会)の向上が期待される.

2. イベントの目標
①筑波大学,筑波学院大学,筑波技術大学の繋がりの構築
②研究学園都市におけるアカデミックカルチャーの醸成
③手話の言語学的意味をとらえなおし,「みんな」にわかりやすいサイエンスコミュニケーションへの示唆を得る
①~③を通じ、つくばにおける開かれた学び・気づきの場を提供することを目指す

3. 当日概要
場所:つくばノバホール(予定:変更になりました!)
日時候補:2月15日(他の候補日:8・9・11日)
募集人数:200人~
テーマ:「ユニバーサルな学び ~手話から学ぶ,伝えるということ~」
当日のタイムライン:
・開会式・企画意図(30分程度)
・筑波大/筑波技術大学の研究発表(1~2時間) ※手話通訳・文字通訳を使用
・きいろぐみ様パフォーマンス (交渉済)ダンス,歌,コント等を予定
・閉会式(10分程度)

手話パフォーマンスをしていただく予定の「きいろぐみ」の皆様

あなたの研究を世界に発信!「どこでもStudy」発表者募集

本年の10月に,世界の若手研究者がつくばに集まる「第一回筑波会議」が開催されます。
TGNは今回この筑波会議にて,学生が,自身が取り組んでいる勉強や研究についてポスター発表をしていただくイベントを企画しました。
そして,現在,この場で発表をしていただく学部生や大学院生の方を募集しています!

概要は下記の通りです。
〇発表日:2019年10月4日(金)
〇会場:つくば国際会議場
〇参加費:無料(ポスター作成費用補助あり)
〇参加資格:つくば市内在学・在住の学生
(小学生,中学生,高校生,大学生,大学院生)
〇発表形式:ポスター,使用言語は日本語もしくは英語
※基本的には紙もしくは布に印刷したポスターをご作成いただきます.
〇募集締め切り:2019年9月15日(日曜日)
〇応募フォームはこちらをクリック

当日は世界中の若手研究者の方や,研究等に関心のある地域の方,中高生などもご来場いただきます!
皆様が学んでいる事や研究について,多くの人に知ってもらい,議論し,アドバイスをうけることのできる機会となっております。
是非みなさまの積極的なご参加をお待ちしております!

なお,ポスターの作成支援や,発表に不安がある場合のサポートなども行っております。
ご質問等ございましたら下記の連絡先までお問合せください。
【問合せ先】:tsukuba.graduate@gmail.com

第2回つくばカルチェ・ラタン開催!

第2回つくばカルチェ・ラタンの開催が決定!

日時:3月28日 16:00~
場所:中央図書館

カルチェ・ラタンとは、かつて学生運動が盛んでいて教養のある学生がたくさんいる地区のこと。
”議論が盛んでいる場”という意味合いでイベントの名前にしました。

今回のテーマは「責任」。

「責任」と関連があればなんでもOK!
テーマに沿って自分の分野でどんな解釈をするのかを、スライド一枚で1分プレゼン!
全員の発表がおわったら、思う存分異分野の人々と議論を盛り上げよう!

1分プレゼンターと議論のみの参加、両方とも大歓迎です!

ぜひ、ご来場ください!

【緊急告知】新歓やります。


【新歓のおしらせ】
つくば院生ネットワーク(TGN)では随時新メンバーを募集していますが、今回、新入生を迎えるタイミングで新歓を企画しました!TGNは学生プレゼンバトルや駅前キャンパスなど、違う分野の研究をつないだり、研究者と一般の方々をつないだりする活動をしています。一緒に活動したい、TGNの活動に興味がある、という皆さんはこの機会にぜひ!学群生はもちろん、筑波大生以外も大歓迎です!(2018年 学群生3名、他大生1名)

日時:3/21 18:00~
集合場所:中央図書館
問い合わせ:tsukuba.graduate(at)gmail.com ※(at)を@に置き換えてください。
またはお問い合わせから。
参加費:無料!

【活動報告】Student Presentation Battle (TGSW2018)

 
会場の様子
 

9月20日~22日に開催されましたTGSW2018にて、英語版学生プレゼンバトル

Student Presentation Battle を行いました。

プレゼンターは以下の3名です。

Hong Luo さん “How does the Japanese Films Capture Chinese Hearts”

Takero Kurosawaさん “Sunburn Recovery Drink”

Mayuko Takeharaさん

“Visualization of the mind for conveying to the feelings others; The possibility of human cognitive ability”

それぞれ異なる分野の発表であり、とても興味深かったです!

プレゼンターの3名、またご来場頂いたみなさま ありがとうございました!


11月には筑波大学雙峰祭にて学生プレゼンバトルが開催されます。

そちらもこうご期待!