学内研究企画増加プロジェクト

■雙峰祭(筑波大学・大学祭)における重要な課題 筑波大学最大の行事である学園祭(雙峰祭)は毎年盛大に行われます。そのメインは何と言っても様々な企画ですが、2010年度の企画の件数の内訳を見ますと、「学内研究企画」(以下、学研企画)の件数は31件である一方で、「飲食・販売」の件数が344件でした。  さらにここ数年、企画件数全体における学研企画件数の割合は減少し続けています。 このように学術的な企画の件数が模擬店の10%にも満たないというのは、研究型の総合大学における学園祭のあるべき姿とはほど遠いと私たちは実感しました。 ■TGNの解決方法 そこで私たちは学園祭における学研企画の件数を増やすべく、「学内研究企画増加プロジェクト」を立ち上げました。 このプロジェクトは、学術的な催し物を実施した経験のある団体、組織を、筑波大学に関わる範囲内で可能な限りリストアップし、学園祭への参加を促すというものです。 このプロジェクトは学園祭、結果的に筑波大学全体の雰囲気を変えることが予想され、TGN全体の中でも重要なプロジェクトと位置づけています。 ■2011年度「学内研究企画増加プロジェクト」成果報告 上記のアプローチ、そして学園祭実行委員との協力により、今年度は昨年度と比較して学内研究企画を50%近く増加させることに成功しました。 特に、スーパーコンピューターの展示や、TGNが独自にお声掛けした企画も多く見受けられ、非常に効果があったのではないかと考えられます。  昨年度(2010)学内研究企画:一般企画→31:341   今年度(2011)→44:345 (+50%弱)