各分野の第一線研究者である教員たちが、毎回 3名ずつ、それぞれの研究を分かりやすくプレゼンします!
質疑応答はもちろん、教員本人によるプレゼンの解説も。教員・学群生の聴講も大歓迎!!!
授業概要 [詳細]『第一線研究者 教員プレゼンバトル』
金曜5、6限(隔週開講) 2H101教室 科目番号:01ZZ314(1単位・春学期集中) 担当教員:永田恭介(学長)、野村港二(生命環境系)
大学院生にとって今後ますます重要となる、異分野・一般の人向けの研究プレゼンテーション能力を実践的に鍛える。毎回3名ずつの教員による魅力的な研究発表を聴き、受講者はそれに関する質疑応答の後に、工夫した点などの解説講義を受ける。これらを通して体系化しづらい異分野・一般の人向けの研究プレゼンテーションの技術を体験的に学ぶ。
※異分野コミュニケーションのためのプレゼンテーションバトル(01ZZ312)と併せての履修が望ましい。
※TWINSでの履修登録は、「集中講義を登録」から科目番号を直接指定して登録してください。
お問い合わせ先:つくば院生ネットワーク(学生コーディネーター)
◆ 教員プレゼンバトル2013単位取得条件
受講生のみなさん、教員プレゼンバトル2013への出席大変お疲れ様でした。
異分野のプレゼンターの先生による発表をシャワーのように浴びて、多くの知識やプレゼンテクニックを学び取ることができたと思います。
最後に、本科目の成績評価方法を再度確認しておきたいと思います。
☆単位取得要件☆
1. 15名以上のプレゼンターの発表を聴講し、評価用紙を提出すること
2. 授業時間中における1回以上の質疑 (春学期a・b・c通して)
*雙峰祭開催「院生プレゼンバトル」の参加は3名分の出席とする
*履修申請を忘れずに!
以上のように、本科目は院生プレゼンバトル2013への参加を強く推奨しています。
次は、教員プレゼンバトルで吸収したプレゼンテクニックを実践する番です。
プレゼンター、また審査員として、皆さんの参加をお待ちしております。
>> こちらもチェック! 異分野学生の協働によるコンテンツ開発演習 (4) 異分野コミュニケーションのためのプレゼンテーション・バトル 金曜5、6限(隔週開講) 2H101教室 科目番号;01ZZ312(2単位・春学期集中) 担当教員:逸村裕(図書館情報メディア系)
第九回(最終回) 8月2日 .
■原尚人 先生(医学医療系)
放射性ヨウ素と小児甲状腺がん
【分野】乳腺甲状腺内分泌外科学
【キーワード】放射性ヨウ素、甲状腺がん、チェルノブイリ、福島原発、小児
【聴講者への一言】放射性ヨウ素および甲状腺がん対する不安を減らしたいです
■岡田幸彦 先生(システム情報系)
「成功するサービス」の開発論理
【分野】会計学・経営学・サービスサイエンス
【キーワード】原価企画、効果性のサイエンス、効率性のサイエンス、統合のアート、仮説検証とサービス進化
【聴講者への一言】全ては仮説であり、その説明力と予測力から「確からしさ」が決まると信じています。みなさんは、みなさんならではの仮説を持っていますか?その「確からしさ」は?
■逸村裕 先生(図書館情報メディア系)
学術情報・成果発表・オープンアクセス
【分野】図書館情報学
【キーワード】学術情報流通、電子ジャーナル、評価、コスト、オープンアクセス
【聴講者への一言】皆さんが日頃行っている研究成果発表を俯瞰し考えてもらいましょう
第八回 7月26日 .
■麻見直美 先生(体育系)
體
【分野】運動栄養学、スポーツ栄養学
【キーワード】カルシウム、エネルギー、運動、食事バランス、骨
【聴講者への一言】「健康的に食べる」ことを、早速実践してくれることを願って しゃべります。
■外山美樹 先生(人間系)
悲観主義って本当に悪いの?
【分野】教育心理
【キーワード】悲観主義,楽観主義,パフォーマンス,将来への予期,適応
【聴講者への一言】一緒に,“良いプレゼンテーションとは何か”について考えていきましょう!
■松島亘志 先生(システム情報系)
イトカワ粒子から考える固体粒子系物理
【分野】粒状体力学・地盤工学
【キーワード】惑星科学、フラクタル、土砂動態学、地盤工学
【聴講者への一言】この世の中の成り立ちを土粒子の立場から考えてみましょう
第七回 7月12日
■坪内孝司 先生(システム情報系)
採石場における小割作業の自動化に向けた取り組み
【分野】移動ロボット技術による屋内外における作業の自動化・自律化
【キーワード】建設機械の自動化、石灰石鉱山、小割作業、ステレオビジョン、動画像処理
【聴講者への一言】坪内自身が2011年秋に学会で口頭発表をしたスライドを用いて、そのスライドづくりの心をお伝えしたいと思います。
■鈴木義和 先生(数理物質系)
静電噴霧熱分解法: 装置づくりからナノ材料の合成まで
【分野】無機系エネルギー・環境材料
【キーワード】
【聴講者への一言】原料からデバイスまで」を合言葉に、低環境負荷・低コストプロセスで実現可能性のあるエネルギー・環境材料を開発しています。昨今、色々な装置が高度化するにつれてブラックボックス化しており、「装置を使う」のではなく「装置に使われる」ような気がしませんか? この講演ではナノ材料合成に必要な装置を手作りし、改良していくプロセスを紹介します。
■佐藤正美 先生(医学医療系)
排便障害はいかにQOLを低下させるか
【分野】看護
【キーワード】排便障害、社会生活、自尊心、QOL
【聴講者への一言】人間にとって“排便”とは、生きるための機能であり、また人としての尊厳に影響する行為でもあります。健康の回復をめざす看護の探究について、ぜひ聴きにいらしてください。
また授業後に受講者(モグリ含む)による交流会が行われました。
第六回 6月28日 .
■丹羽隆介 先生(生命環境系)
母から子へと与えられる栄養の底力〜ショウジョウバエを用いた研究から〜
【分野】発生遺伝学・昆虫内分泌学
【キーワード】母性効果、コレステロール、ステロイドホルモン、ショウジョウバエ
【聴講者への一言】「分かりやすいプレゼン」について、私自身も聴衆の皆さんと一緒に考える場にさせて頂ければと思います。
■松本末男 先生(附属学校教育局)
「ことばを育てる」~特別支援教育から~
【分野】聴覚障害幼児の言語指導
【キーワード】聴覚障害、障害児、言語発達、言語指導
【聴講者への一言】私たちは、どうやって言葉を身につけたのか。障害のある子どもたちは、どうやって、言葉を身につけるのか。興味のある方、是非来てください。
■土井裕人 先生(人文社会系)
宗教思想をいかに捉え、考えるか
【分野】哲学
【キーワード】宗教、哲学、視覚化、作る
【聴講者への一言】宗教学と言っても、特に異分野の方にはどのような学問なのかわからないでしょう。まして哲学や思想との関係となると「??」かもしれません。しかし、こうしたテーマは想像される以上の広がりを持ち、「作る」ことにも及んでいきます。
第五回 6月14日 .
■生稲史彦 先生(システム情報系)
開発生産性のディレンマ
【分野】イノベーションマネジメント、技術マネジメント、製品開発論
【キーワード】イノベーション、ゲームソフト、探索と活用 (exploration &exploitation)
【聴講者への一言】いま、社会に求められている、イノベーションという現象について、経営学の観点から紹介したいと思います。
■北将樹 先生(数理物質系)
哺乳類の持つ毒の科学
【分野】天然物有機化学、ケミカルバイオロジー
【キーワード】天然物、毒と薬、トガリネズミ、カモノハシ、アルミキ
【聴講者への一言】自然界の不思議だな?という現象に、化学のアプローチから迫る研究を紹介します。
■手塚太郎 先生(図書館情報メディア系)
疎性に基づく情報処理
【分野】情報検索、データベース
【キーワード】疎性、機会学習、情報圧縮
【聴講者への一言】近年、機械学習の分野で注目を集めている疎性(スパース性)について話しをしたいと思います。
第四回 5月31日 .
■中園長新 先生(人間系)
「いま」を生きるための情報教育
【分野】情報教育、教育工学、図書館情報学
【キーワード】情報教育、伝わらない、レファレンスサービス、飽食の時代、本音と建前
【聴講者への一言】情報社会を生きる力とは何か。なぜパソコンを使わなければならないのか。ていうかそもそも情報とは? 一見すると支離滅裂な5つのキーワードを使って、その答えを探りましょう。
■金久保利之 先生(システム情報系)
コンクリート構造物の地震被害とその対策
【分野】建築構造、耐震工学
【キーワード】震度、P-δ効果、変形、応答スペクトル、エネルギー
【聴講者への一言】意見を聞きます。
■三谷純 先生(システム情報系)
コンピュータが拓く新時代の折り紙設計
【分野】コンピュータグラフィクス
【キーワード】コンピュータグラフィクス、幾何学、形状モデリング、折り紙
【聴講者への一言】コンピュータで設計された新しい折り紙の形を紹介します。これまでの「折り紙」のイメージを覆します。
第三回 5月17日 .
■津田和彦先生(ビジネスサイエンス系)
「テキストマイニングとその応用」
【分野】情報検索・テキストマイニング
【キーワード】自然言語処理、テキストマイニング、データ分析
【聴講者への一言】言葉でコミュニケーションはできるのか?
■遠藤靖典先生(システム情報系)
「クラスタリングによる知識発見」
【分野】クラスタリング
【キーワード】クラスタリング、知識発見、デマ情報
【聴講者への一言】プレゼンは講演者と聴講者との双方向情報伝達です。受動的ではない、参加するという能動的な姿勢・気持ちで臨んで下さい。
■岩井宏暁先生(生命環境系)
「イネの細胞壁をデザインする」
【分野】植物生理学・植物細胞壁生物学
【キーワード】植物、細胞壁、成長/発達、バイオマス、病害応答
【聴講者への一言】聞いたことはあるけれどよくわからない細胞壁。講演後に身近に感じてもらえるようになるように、がんばって紹介します。
第二回 4月26日 .
■掛谷英紀先生(システム情報系)
「プロパガンダを工学する!」
【分野】メディア工学(三次元画像工学・自然言語処理)
【キーワード】自然言語処理、メディア、政治、インターネット、パターン認識
【聴講者への一言】政治やマスコミについて常識レベルの知識は持っておいた方が話を楽しめると思います。
■卯城祐司先生(人文社会系)
「だから英語は面白い!」
【分野】英語教授法
【キーワード】英語、異文化理解、英語情報
【聴講者への一言】今日から、あなたも「英語『楽』習」を!
■山本洋平先生(数理物質系)
「分子集積材料による新しい光・電子機能発現」
【分野】分子集積化学
【キーワード】超分子化学、ナノ材料、光電変換、発光材料、電子材料
【聴講者への一言】超分子エレクトロニクスと呼ばれる新しい研究分野について分かりやすく紹介します。
講義の様子はこちら
第一回 4月12日 .
■渡辺政隆先生(本部広報室)
「アニメアイドルキャラの進化生物学」
【分野】サイエンスコミュニケーション、科学史、進化生物学
【キーワード】サイエンスコミュニケーション、進化、科学で遊ぶ
【聴講者への一言】プレゼンはストーリテリング
■神谷克政先生(数理物質系)
「待機電力ゼロのコンピュータを目指して - 次世代メモリを計算科学で設計 -」
【分野】ナノサイエンス・ナノテク
【キーワード】次世代超省エネメモリ、不揮発性メモリ、抵抗変化型メモリ(RRAM)、電子レベルの動作機構、計算科学
【聴講者への一言】本プレゼンテーションでは、IT機器の省エネ化を計算科学という切り口で研究した内容を発表します。IT機器の消費電力は15年後には原発約50基分増加すると予想されています。従って、IT機器の省エネ化は喫緊の課題です。その決め手の1つは、待機電力ゼロのコンピュータを可能とする次世代メモリの開発です。この次世代メモリとはどのようなメモリか?その開発には大きな障害がありましたが、それを計算科学でどのように切り込んだか?を発表します。また種明かしでは、一般の人向けの研究プレゼンテーションであるプレス発表(本プレゼン内容)についてもお話しします。
■貝島桃代先生(芸術系)
「社会的枠組みとしての建築」
【分野】建築
【キーワード】広場、北本、復興支援、アーキエイド、牡鹿半島
【聴講者への一言】がんばります
講義の様子はこちら
科目履修に関する情報
科目番号: 01ZZ314
授業科目名: 第一線研究者 教員プレゼンバトル(What's My "University of Tsukuba"?)
授業形態: 講義・演習(1単位)
開設学期: 春ABC・秋A(集中)
履修条件: 特になし。つくば院生ネットワーク主催の院生プレゼンバトルへの参加が望ましい。
授業の到達目標
異分野の人、一般の人に対して、受講者それぞれの研究分野の意義、研究の価値を解り易く、魅力的に伝える能力を見につける。授業概要
大学院生にとって今後ますます重要となる、異分野・一般の人向けの研究プレゼンテーション能力を実践的に鍛える。毎回3名ずつの教員による魅力的な研究発表を聴き、受講者はそれに関する質疑応答の後に、工夫した点などの解説講義を受ける。これらを通して体系化しづらい異分野・一般の人向けの研究プレゼンテーションの技術を体験的に学ぶ。 ※異分野コミュニケーションのためのプレゼンテーションバトル(01ZZ312)と併せての履修が望ましい。 授業概要の詳細はこちらをご覧ください。単位取得条件等
成績評価方法 質疑応答への活発な参加(80%)、プレゼンターへのフィードバックシートへの記入(20%) 評価基準:発表に対する否定的ではなく建設的な質疑、プレゼンターへの異分野からの視点ならではのコメント・フィードバック教員プレゼンバトル 記事一覧
- 教員プレゼンバトル2013単位取得条件
- 教員プレゼンバトル2013 第九回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第八回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第七回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第六回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第五回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第四回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第三回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第二回講義概要
- 教員プレゼンバトル2013 第一回講義概要
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