メンバー自己紹介【チェン イチン】

所属:筑波大学 情報学群 知識情報‧図書館学類
専門:図書館情報学
キーワード:図書館・マイノリティ

略歴
地元台湾の高校在学中肥料関連の生物研究をし、生物工学に触れ合ったことによって、異分野間の交流により新たな科学を生み出すことに興味が湧いた。高校卒業後来日、2017年筑波大学知識情報・図書館学類に入学。


CHEN(チェン) です。学類の正規留学生として入学してからもう一年経ったとはいえ、今でも日々日本語に苦戦しています。

学類生なのでまだ本格的な研究活動をしていませんが、他大で科学コミュニケーション活動をしている友人から聞いた話に強く惹かれ、TGNに入りました。まだ経験が浅いが、今レイアウトについて勉強していて、TGNで何か面白い紙媒体形式のものを発行し、さらに異分野交流を盛んてもらえたらいいな!と思います。

専門紹介

【図書館情報学】
 よく図書館情報学を専攻しているみんな司書になると思われがちですが、そんなことないです。図書館情報学はいわゆる知識と情報の伝達と共有を扱う学問です。図書館の制度や利用などの研究ももちろん行われていますが、電子図書館や公開のデータベースの開発や評価、コミュニケーションやメディアの生産から利用までの過程なども図書館情報学を対象にする範囲です。ちなみに、科学コミュニケーションの活動も図書館情報学を扱う人々が研究しているテーマの一つです。


 【マイノリティサービス】
 昔からなんとなくマイノリティコミュニティとの関わりが深いから、自然的に興味を持ち始めたテーマです。マイノリティサービス、いわば民族的‧社会的‧文化的マイノリティコミュニティを対象に公共図書館が提供すべきサービス全般のことです。言語面での対応だけではなく、生活・学習でのサポートなど、今色々行っています。移民‧難民と精神障害者に対するサービスや行政体とは連携などなどについて調べたり、新たな方法を探したりします。各国の図書館が民族性や社会構造の違いによって、提供するサービスの差を比較する中に、たまに面白い傾向を見つかるのも魅力的なところですね。