はじめまして、院生プレゼンバトル2012渉外担当の小林正和と申します。
夏休み、いかがお過ごしでしたでしょうか。学会活動・日々の研究に忙しくされていたのではと思います。
今回は皆さんに
「筑波大学でこのような面白い取り組みをしていますよ。」「最近の学祭はこんなに学際的ですよ。」「面白い発見は意外なところにあるかもしれんよ。」
ということをお伝えし、是非とも、その当事者になっていただきたいと考えております!
本企画は、異分野交流を主目的とし、大学院生が自身の研究について、いかに
「わかりやすく」「魅力的に」「面白く」伝えられるかを競うという趣旨で実施されています。
私の主な担当は、プレゼンバトルの醍醐味である来場者との活発な議論・評価の
『質』向上のため、今年度から積極的に、
第一線で御活躍の外部研究機関職員の方々に、宣伝・普及を促し、ご来場いただくことが務めになっています。
私も、皆さまのために縦横無尽に頑張りたいと思います!
こうした、活動も昨年の第一回
(https://sites.google.com/site/tsukubagrad/apg/gpb2011)
が大成功を収めたため可能となりました!今年度も、昨年にも勝る参加者が集まってきているので、会場が盛り上がること必然です!!
さて、今回は
『エントリーのススメ』ということで、おススメの理由を大きく二つに分けてお伝えしたいと思います。
まず一点目は、
【“異分野”に対して“分かりやすい”プレゼンテーションをすることで
自己の研究への理解が深める事が出来る】
・プレゼンテーションというのは本来、戦略的になされるべきものということを意識できる。
プレゼンテーションは、ビジネスシーンで提案や情報共有に用いられる最もポピュラーな手法です。その中で、聴衆が「分か」った状態とはどういうものか、各人で定義するのも面白いかもしれません。逆に、自己の理解が不足していると、説明を端折ってしまうため、伝えたいことが伝わらないでしょう。本企画を通して、プレゼンテーションの奥深さを実感していただきたいです!
・異分野の方の前で、前提の共有がない中で、面白さを分かってもらう難しさを体験できる。
自分の研究のここが今アツいんだ!めちゃくちゃ面白いんだ!皆さん胸を張って言えることと思いますが、どのようにそれを伝えますか?高校生や研究者でさえ、あなたの研究を理解するのは難しいかもしれません!徹底的に「どこからどこまで」を伝え、「どういう状態」になってもらいたいのか。考える必要がありそうです。研究の全容をつかませるというよりは、選択と集中が必要でしょう。
・自己の研究の深い理解につなげることが出来る。
ここまでの流れから、自己の研究に対する深い理解を持たないと、あなたの研究の面白さが伝わるのは半減するでしょう!再度、自己の研究を見直し、今後の研究を数倍楽しく出来る、いわば処方箋のように捉えてください!
もう一点目は、
【学際的交流を深めることが出来る】
・筑波大学内のみならず、広く開かれた企画であること。
筑波大学は国内最大級の総合大学です。閉鎖的な印象をお持ちでしょうが、国際教育は国内トップレベル、国内トップの研究機関との共同研究が盛んであること、立上げベンチャー企業数が日本一!このような複数のタイトルを持っています。この上なく恵まれた環境で、皆さんは学問を積んでいるわけです。本企画も、それらの利を活かし、多種多様なバックグラウンドを持つ人々が議論を交わすことを主目的の一つとしています。*
究極の知の祭典を楽しみましょう!
*
究極の知の祭典とは、私が私的に作った言葉。理想として、発表だけが全てではなく、聴衆を含め、参加者全員が自らの想いを反映できる仕組みがあり、異分野融合・学術交流に究極的な効果を発揮する祭典のこと。より、究極を目指すのであれば、そこで生まれたアイデアを徹底的に支援する体制を構築し、会社の立上げまで支援するような一貫性を持たせたい。ここで、今現在の学・官の連携から産の参入も可能で、プレゼンバトルがよりスリリングに楽しくなると考えています。
・あなたの発表・研究が他分野のブレイクスルーを生む可能性があること。
あなたの研究が、想いも寄らぬ貢献をして、世の中を豊かにするかもしれません。これは冗談でなく本気です!そもそもやってみないと分かりませんし、やってみても積極的に意見交換をする機会がないと出来ません!本企画が絶好の機会だと自負しております。
・プレゼンテーションが客観的に評価されるまたとない機会であること。
第一線でご活躍中の研究者から科学に夢を抱く高校生まで、幅広く評価されます。しかも評価基準は、皆さんが参加される一般的な学会発表とは大きく異なります。 下記参照↓
1. Story (15点満点)
論旨が明快で、筋道立ったストーリー展開であったか。
2. Originality (25点満点)
発表者の研究について、研究分野での位置づけと独自性が明瞭であったか。
3. Technique (15点満点)
理解を助けるための表現技法は優れていたか。
4. Awareness (20点満点)
あなた個人の意識に変化が生まれたか。
5. Society (25点満点)
研究の社会的な価値を伝えられていたか。
明らかに評価項目が多いです。その分評価者もよく見ていますし、あなたのプレゼンテーションに大きな期待を寄せるということに繋がるでしょう。
以上、私の想う
エントリーのススメでしたが、ご興味を持っていただけたでしょうか。
院生プレゼンバトル2012プレゼンターのエントリーは
9月7日(金) 9月14日(金)で閉め切られてしまいます。
エントリーは下記URLより、必要項目をご記入ください。
http://tgn.official.jp/?p=155
なお、
本企画の概要はこちらに掲載されておりますのでご参照ください。
http://tgn.official.jp/topics/gpb/
*エントリーの際の注意点
三つです。
早め、早めのエントリーをお勧めします。
1.エントリーは口頭発表部門・ポスター部門の二つからなり、
両方に出場可能です。日程は下記のようになっております。日程調整の上エントリーの方よろしくお願いします。
今年度はポスターセッションがかなり面白くなっています!賞品も口頭発表部門に遜色なく豪華です!一位にはipadが・・・
院生プレゼンバトル2012スケジュール
10月6日(土) 10:00-17:00 口頭発表部門予選、プレゼンター交流会
10月7日(日) 10:00-18:00 ポスター発表本戦
10月8日(月) 12:30-17:00 口頭発表部門本戦 (本戦終了後 レセプション有)
2.本年度より、エントリーに際し、当団体指定書式に
指導教官直筆のサインが必要となっております。指導教官が締切間近に出張で席をはずしている状況になったとしてもこちらでは対処することができません。予めご了承ください。
3.エントリー者の写真撮影を行います。こちらの撮影も
9月7日 9月14日(金)に締め切らせていただきますので
事前に終わらせてしまうことをお勧めします。
以上を踏まえまして、ご不明点やご意見等ございましたら下記メールアドレス・またはTwitterアカウントまで気軽にお問い合わせいただけると幸いです。
企画担当:tsukuba.graduate@gmail.com
Twitterアカウント:@TGN_Account
Facebook:院生プレゼンバトル(教員プレゼンバトル)Facebookページ
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こちらも是非チェックしていただければと思います!
最後に、皆様のご活躍、心より楽しみにしています!!