メンバー自己紹介【鹿児山陽平】


鹿児山陽平

所属:筑波大学 数理物質科学研究科 ナノサイエンス・ナノテクノロジー専攻
専門:半導体電子工学、結晶工学、ゾンビ
研究キーワード:半導体、結晶欠陥、SiC、SiC/SiO2界面、ゾンビ・パンデミック

略歴
2010年に筑波大学に入学。パワーエレクトロニクスに興味を持ち、名前が格好いいという理由で電子スピン共鳴研究室を志望。その後ずっと「電子スピン共鳴」を用いてSiC/SiO2界面の結晶欠陥を評価しています。解析結果もなんとなく格好いいのでとても気に入っています。2018年度で卒業する予定なので、今は就活を頑張っています。本業は半導体の評価ですが、その傍らゾンビ・パンデミックの研究も行っています。

鹿児山です。かごやまと読みます。文字を読まれては「かじやま」、電話で答えては「かどやま」と間違えられる、そんな人生を送ってきました。今後もきっとそうなんだろうな。
「かにやま」と読まれた時は深く感心しましたけれど。

博士課程への進学をきっかけにTGNに入り、「学生プレゼンバトル」の運営リーダーとして働いてきました。2018年度はリーダーの座を譲るので、何かひとつ好き勝手なイベントを企画して巻き込みたいと思っています。趣味が映画鑑賞なので、映画に関連させて何かやりたいですね。


専門紹介

【半導体電子工学】
 半導体の研究をしています。私の専門は半導体パワーデバイスです。パワーデバイスは電流のオンオフ切り替えによって、電流の交流直流変換や電圧の昇降など、電力変換を行います。パワーデバイスの目指すところは、オンの時には電流をたくさん流し、オフの時には全く流さないというのがなのですが、そうそううまくはいきません。私の研究は、簡単に言えば「なぜパワーデバイスの性能が理論通りに出ないのか原因を探る」というものです。

【結晶工学】
 高校の化学で結晶構造を習ったかと思います。体心立方、面心立方、閃亜鉛……理想的な結晶というものはこれらが繰り返し続くのですが、現実は厳しく、あるべき原子がなかったり別の原子が雑じっていたりして、繰り返しの構造が壊れているのです。これを結晶欠陥といいます。
 半導体中の結晶欠陥は半導体の状態を壊します。するとデバイスの性能が落ちてしまいます。私の研究は、どのようなプロセスで、どのような結晶欠陥が発生し、どの程度デバイスに悪影響を与えるのか調べるというものです。


【ゾンビ】
 趣味でゾンビの研究をしています。もちろん『死霊のえじき』に出てくるような生体的な研究ではありません。ゾンビの凶暴性や感染の強さを仮定して、どのくらいの期間で人類が滅びるのか、人類が生存するにはどのような条件を追加すればよいかなどを数値計算でシミュレーションしています。だって皆さん、『28日後…』や『アイアムアヒーロー』ならともかく『ゾンビ・クエスト』や『コリン LOVE OF THE DEAD』、『ゾンビ・ハイスクール』のゾンビで人類が絶滅すると思いますか。『ショーン・オブ・ザ・デッド』のように十分注意していれば生き残れると思いませんか。あるいは、前者のゾンビでも生き残るすべがあるはずです。そういうものを調べています。
ちなみにオススメは『ゾンビ・クエスト』です。腹を抱えて笑えますよ!